中期予測(2022年12月末時点)

中期的な予測をすることで資産運用に役立たせようという意図のページです
私の意図する中期は1年先から精々5年先というイメージです

基本的には長期投資するので、あまり力を入れることはしませんが、ある程度の想定をしておき、資産運用作戦の一つであるタイミングを計る手助けになればよいなと考えております

未来や長期の予測は→未来予測と長期予測でしています

前回からの主な変更点を黒字としています



概要

コロナウイルスの影響で対面の仕事をする人の失職は続くでしょう。
一方で、非対面の業種は伸びそうです
コロナウイルスにより非対面にシフトしていくかと思いましたが、思ったより影響が少なかったです。自動化・省人化の流れが大きく加速されると思っていましたが、ここは完全に予想外
とはいえ、今後あるか不明ですがロックダウン等、あるいは感染時の待機期間など、人との接触を伴う仕事への影響(=インフレ)は残りそうです

バラマキの影響はついにインフレという形で表れました
アメリカは金融緩和から引き締めへの転換で株価は下落しています
日本は緩和していないので、日米の金融政策の差から円安が一気に進行しています
日本も緩和したので円安から少し円高に戻りました
この辺は金融政策次第でしょうけど、できる限り緩和しようとするんだろうなあと思っています
緩和するところは一つの買いポイントになりそうです

米中の主権争いは、裏ではいろいろあるのかもしれませんが、表面上あまり影響は見えません
露の安全保障問題はコモディティ価格の上昇という形で見えてきました

全体的にはインフレ・株安基調が続きそうです
緩和に切り替えたタイミングは大きな投資タイミングになりそうなので注目しています



コロナによる変化

最初の厳格な対応から徐々に緩め、経済を動かす方法にシフトしています
ワクチンによる対策、コロナの脅威度の理解が進んできたことも大きいのでしょう

とはいえ、変化は恒久的に残り、人と対面する仕事が激減、リモートワークやそれを補佐する業種が伸びると思っていたのですが、思ったよりは変化が起こりませんでした

世界的に進んでいた、自動化・省人化の流れが一気に加速するかと思いきや、コロナの死者が落ち着いてきたこともあってか、変化が穏やかなものとなっています
自動運転とか、工場の自動化とか、無人レジとか、その辺が加速度的に進むと思っていたので、完全に予想外でした
まあ、いずれは進む道だとは思いますが・・・



生産力不足

半導体不足で自動車が作れないという報道が続いています
今まで止めてた分を一気に作れと言われてもそりゃ無理だよねって話です
多少なりとも買い溜めしておけば良かったのに、と思うのは結果論でしょうかね

半導体が目立っていますが、半導体だけではなくあらゆる部品が入手困難な状況です
落ち着いてきたとはいえ生産力に対するコロナの影響は残っています
中国の大規模なロックダウンがまたあるかはわかりませんが、感染時の待機期間は厄介です
最低でも罹ったら休む影響は多少なりともあります

コロナを意識する政策が続く限り、生産力不足によるインフレはまだ残りそうです

工場がある東南アジアは絶賛コロナ蔓延中ですし、中国は何かあれば直ぐに封鎖です
更に輸送も滞っていることが拍車をかけています

コロナを意識する政策が続く限り、2022年は常にモノ不足に悩まされるでしょう
このモノ不足はインフレを引き起こしています

バラマキの影響もありますが、現状のインフレはモノ不足による影響が大きいと思っています
となると、コロナを無視するようになればインフレは治まる可能性も十分ありそうです

確かに結構な人数が亡くなっていますけど、この程度の死者は今までも良くあったでしょうし、合理的な対策だけして後は諦めるで良いと思うんですけどね
幸い将来の生産力である若者にはあまり影響ないですし



金融政策とバラマキ

コロナ対応もあり、現金の給付や緩和などが続いていました
足元では、アメリカは金融緩和をやめ引き締めに向かいました
日本も遅れて引き締めに向かっています
引き締めの結果、全体的に株価は軟調傾向。これは利下げするまで止まらないでしょう

コロナはもう一つインフレとなる要素を持っています。給付(相当)です
コロナ対応に付随する対応は給付という形で救済してしまいましたし、今後もするでしょうから、インフレが続く要因になります

2023年のアメリカの予算も、日本の予算も膨張基調なので、引き続きインフレが続きそうです
利上げの一方でバラマキ予算って矛盾している印象ですが、大丈夫なんでしょうかね

日本は緩和の継続です
結果、金利の影響を特に受けやすいグロース株の株価はやや低迷しているようです
また、日米の金利差が大きくなったことで円安の進行が著しくなっています短期的にはバラマキ政策の優位性がありましたが、バラマキの反動が出てきました
前述のダブルパンチ不況になることも考えて株式を購入していきたいところです
特に、日本は金融引き締めをしていないので、円安傾向は続くのではないかと思います
外国への投資を急ぎたいところですが、一方で株価の下落も予想され、難しいところです



米中の主権争い、露の安全保障問題

米中の主権争いは表面上見えていません
しかし、裏では争いは継続していると思います
輸出関係でチョクチョク規制が変わっているからです
一番影響がありそうなのは、台湾セミコンダクターかなあ。最悪中国の手で上場廃止とかありそう

足元ではロシアの安全保障問題が話題となっています
殴ったのはロシアですが、その前に散々挑発したのがウクライナ側(西側)なので、ロシア側だけに非があると考えている限り解決し無さそうです。お互いに妥協できる点があると良いのですが

ヨーロッパはロシアのエネルギーにかなり依存、その他にもロシア産(エネルギー、鉱物)、ウクライナ産(小麦、トウモロコシ)などは世界的にも結構な割合を占めるので、影響は必至でしょう

上下していますがやはりコモディティは上昇基調なので、これもインフレの一因になっています
国際的な分業を辞める=生産効率効率ダウンなので、これもまたインフレの一因です

コモディティも投資してみましたが、コモディティと一括りになっていて微妙に扱いにくいのと、手数料がどうしても高くなるので一旦撤退しています
暫くはリスクヘッジのためのコモディティ投資を続ける予定です


金(ゴールド)の動き

現金を各国が大量に供給するので中期的には上昇すると考えています
思ったより落ち着いた値動きの印象です。もう少し上がってほしいと期待していました
利上げの影響が結構大きかったのでしょうか

もしくは、価値の保存手段としてはビットコインが人気で、ビットコインに吸われてしまっているのでしょうか(とはいえビットコインもそんなに上がっていない)
余談ですが次世代の仮想通貨が出てきた際には参入しようかな

ただ、中期的にはインフレが治まるまで結局上昇すると思っています
特に不況とインフレ時の金の働きに期待しています
当面は現状の割合を維持したいと考えています
金はインフレが治まるまでは上がる、つまり暫くは上がると考えているので、現状の割合を維持したいと考えています

金は暫く落ち着いていましたが、再び上昇しています。下落する要因はなさそうで、まだ上昇すると考えています

今後の動き

2022年はセキュリティ銘柄をちょくちょく買い始められました
他にも伸びるであろう分野(未来予測と長期予測)の株を買っていきたいところ
もしくはETFでも良いかなあと最近検討中です

緩和に切り替えたところで買いを入れる、というのが大きな狙いです
ただ、金利が高いと言っても、現状ドルだけですし、ドルにしたって株価の上昇と較べて明確な優位があるほどではなさそうです(来年ガッツリ株高になる可能性がある)

円で持っている意味はあまりないので、投資自体は適当に進めていく予定です

私としてはとりあえずは金だけ購入して後はぼちぼちみたいな感じです
セキュリティは購入を開始しました、将来的にはAIを買っていきたいところです


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