資産運用作戦(2023年2月より前)

※作戦が変わったので、この記事は2023年2月より前の作戦になります

資産運用戦略に基づいた作戦についてになります

私の主な戦略は、投資タイミングを考慮する中長期の株式投資になります

それを受けインデックス投資+米国個別株(大型、中長期)+国内個別株(中・大型、中長期)の株式投資3作戦が私の主な作戦になりました
尚、いずれの作戦も基本的にはタイミングを考慮します

分散することによるリスク&リターンの向上を狙ってそれ以外の資産クラスにも投資します
具体的には、金、リートへの投資が選択肢です

それぞれの作戦を取った理由について記載しています



資産運用戦略

資産運用の目的は老後の資産を作ることになります
以下のような状況を考慮して、資産運用戦略は投資タイミングを考慮する中長期の株式投資を主な戦略としました

・給料がぼちぼち+資産は失いたくないので余りにリスクの高い投資は避ける
 ただし、現金で持つのはインフレリスクがあるため、リスク資産比率自体は高める
・短期は気にせず長期のリターンを重視する(勝負は定年~死ぬまでの間)
・仕事の拘束時間は長い(何かあっても直ぐ対応できない)ので短期的な売買は避ける
・景気動向が把握できることから売買はタイミングを計る
・転勤あるので自宅ではない土地に投資する
・インフレ、円安に対抗できる



メインの投資先となる株式の3つの作戦

資産運用戦略に基づき検討した結果、メインは株式投資を据えました。
長期的には株式投資が最も期待値が高いと考えたからです

そして、インデックス投資+米国個別株(大型、中長期)+国内個別株(中・大型、中長期)の3つを株式投資の作戦として採用することにしました

それぞれについて解説していきます


インデックス投資(超長期)

1つ目の作戦。インデックス投資です

サラリーマンなので、資産運用に回せる時間は多くはありません

その点インデックス投資が何より魅力的なのは、時間を掛けようが掛けまいが、能力が高かろうが低かろうが、それほどパフォーマンスに差が無いことです

「それほど」と言ってもそれは比較的という意味で、インデックス投資をしている人同士のパフォーマンスを比較したら、倍半分では済まない大きな差がでることでしょう

どのファンド、どの指数を取るか、投資先はアメリカ集中なのか、全世界なのか、新興国なのか・・・指数はFTSEなのかMSCIなのか・・・手数料(実質コスト)の多寡、ファンドの繰り上げ償還リスク、投資時期も無視できません

それでも、個別株と比べれば、戦術による差は小さくなるでしょう
最終兵器「全世界に投資するインデックスファンド」もあることですしね

これは戦略に完全にマッチしますし、主力になります
基本的に購入したら売らず、老後を待ちます



米国個別株(大型、中長期)

2つ目の作戦。米国個別株です

米国個別株の魅力は簡単に買える円以外の資産という点です
日本円への全力投資で記載したように、給料を考えれば資産のほとんどが円となることは避けられません
そこで、基本的に資産をできるだけ日本円以外に振り向けたいと考えているため、海外の個別株も選択肢に入れました

インデックス投資だけで良いのでは、という疑問もありますが、私はタイミングを計るので大分マシとはいえ、インデックス投資は退屈な面も持ち、それだけでは続かないと考えているというのも個別株を選択した理由の一つです
変に我慢し続けた結果どこかで反動がきてとんでもない事をしでかす前にガス抜きが必要と考えました

個別株のうち米国株に限定したのは、他の資産はそもそも買うことすら困難なものも多いからです
ナイジェリアの個別株なんてそう簡単に買えません
日本の証券会社から一般的に購入できるという点で米国株一択です

また、個別株の購入方針で別途検討しましたが、個別株は未来で伸びる分野への投資を検討しています
その際、まず伸びる国は勢いがある国になるでしょう
その観点でも米国株への投資が理にかなっています

次に、大型、中長期についてです
海外の投資対象については情報が入ってきません
日本企業ですら投資対象の情報を満足に得られないのに、海外企業の十分な情報を入手することなど夢のまた夢です
こればかりは、英語が堪能でも超えられない壁でしょう

となると、簡単に買える米国株のうち、情報が多少なりとも入る大型株に絞られます
更にタイムリーな情報入手が難しいことから短期的な売買は選択肢から外れ、中長期での値上がりや配当に期待することになります

以上より、米国個別株(大型、中長期)にも資産を振り向けることにします



国内個別株(中・大型、中長期)

最後に国内個別株です

先に述べたように、できれば日本への投資金額を抑えたいので、投資する必要は無いかもしれません

一方で、日本で暮らし、仕事をしているので何もせずとも情報が入りやすいという無視できないメリットがあります(米国株も多少ありますが日本よりははるかに少ない)
このメリットを活かさない理由もありません

1つ目のインデックス投資、2つ目の米国個別株と比べれば運用金額はかなり少なく、サテライト(サブ)扱いですが、ちまちまと売り買いできれば程度です

今のところ、東京電力などの不祥事株や、SBI証券のIPO等を主流としています
不祥事株はなんかあった時に買うスタイルです
リスクは高いのですが、本業と関係ない不祥事による株価下落ならいけるかなあと
勿論今後伸びそうな株も選択肢に入っています

まあいずれにせよポートフォリオの極一部になります



長期投資=売らない、わけではない

上記で記載している長期は、私の場合は10年かそれ以上の保有が当たります
しかし、超長期的・永続的な競争力という幻想で記載したように、長期間競争力を維持するのは簡単ではありません

長期間保有するつもりで購入しますが、絶対に売らないということではありません
もっと良い投資先があれば、既存の保有株を売って資金を捻出する必要もでてくるでしょう
或いは、明らかにダメだと思ったら躊躇なく売るべきです



株式投資3作戦の比重

基本的にはインデックス投資を主軸とします

株式投資初めて4年と少し起ちました(初投資が2017年11月で修正日2022年1月)
米国個別株と日本個別株、共に手ごたえが無いわけでは無いのですが、
絶対に勝てるというセンスは無いなあと感じたのが大きな理由です

個人的な持論なのですが、センスのある人って最初から勝てるんですよね
スポーツできる人は、大抵幼少期からスポーツができますし、勉強ができる人も同様です

年を重ねてから大成した人も居ますが、昔の話だったりマイナーな分野(=競争が激しくない分野)だったりが大部分で、2000年代のメジャーな分野だと極一部の例外ではないかと思います
最初は全然ダメだった・・・という人も大抵は「その時代のトップ」と比べてダメなだけで、周りから見ると十分エリートだったりします

株式がそれらと同じかどうかは分かりませんが、いずれにせよ、勝てると思ってからトライしても良いでしょう

個別株を急遽売ってまで調整するわけでもないですし、追加で買わないわけでもないので、かなりゆっくりとしたペースになりますが、個別株の割合は25%程度まで引き下げようかなと考えています

一方でゼロにはなりません
やっぱ、個別株に投資するのって楽しいんですよね。その欲望を無理に抑えることは悪影響がでそうです
どこかで我慢しきれず、我慢した反動で個別株100%にしちゃうことは私にとっては十分あり得るリスクです(笑)



株式以外の投資先について

十分なリターンがある資産クラスがあれば分散投資の為に投資したいと考えています

金は様子をみながらそれなりの割合を購入したい、REITは今のところ少しだけ持って様子見、という感じです

自宅を持てないという不利があるので、REITにはもう少し投資しても良いかな、と思っています
持ち家を持っている人と持っていない人では、自宅を含めて考えたアセットアロケーションにはトンデモナイ差があると思います

様々な資産に分散する、分散する際の考えとして時価総額加重平均が一定の説得力を持っていることを考えれば、自宅を持たない場合はREITを買うのは理にかなっている気がします



アセットアロケーションの検討

どの資産クラスをどの程度持つかは、アセットアロケーションの目標と実現で別途検討します

基本的には、決まった割合を維持する方針です
すなわち、全資産内の株式・金・現金・・・の割合を維持、株式内のアメリカ、先進国、新興国の割合を維持、という感じです

この作戦の場合、自然と値下がりしている対象に投資できます
凸凹しつつ最終的に全てのアセットアロケーションが上がる対象ならという前提条件付きでは非常に有効です

注意すべき点は無限に下落した商品がある場合、その商品を無限に購入して失敗することでしょう
伸びない資産は見限る必要があることがこの作戦の最大かつ重大な欠点ですね



まとめ

投資タイミングを考慮する中長期の株式投資という主な資産運用戦略に基づき、
インデックス投資+米国個別株+国内個別株(いずれもタイミングを計る)という作戦を立てました

金とREIT、特に金については結構な割合を持つ予定です

資産運用戦術でそれぞれの作戦について解説しています







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