2023年8月のアセットアロケーションとポートフォリオ

2023年8月のアセットアロケーションとポートフォリオです


アセットアロケーションの目標と実現については別途記載しています

リスク資産(株式のみ)を見た含み損益は+50.5%。
引き続き続伸。落ちる落ちる思っていてなかなか落ちてきませんね。機会損失は大きいですがコレばっかりは仕方ないと諦める他ありません
(あくまで現在の含み損益なので、配当とか利確した分は含んでおらず、累計のリターンではありません)

今月の明らか国内資産比率は39.5%(当面の目標50%以下)
特に問題なし。この目標数字は特に意味のないチェック指標ですが、引き続き確認しておきたいと思います

※明らか国内資産とは、現金とか日本株など、その価値をほぼ日本国内に依存している資産の割合です
尚、インデックスファンドには日本株が入っているものもありますが、明らか国内資産にはカウントしていません
また、アメリカの企業といえども日本からの売上もあります(逆も然り)
そのため、厳密な意味はない数字であって、日本円への全力投資を避けるための大まかなチェック指標です

株式内の個別株:インデックスファンド=45%:55%
この割合はあまりにも個別株に偏らない様にチェックしています

こちらは前回と変動なし。
普通のインデックスファンドもぼちぼち買いまし(大部分はカードで積立)しているのですが、比率が改善されません

まあ、今でもそんなに個別株集中!というわけでもないので、一気に動く必要は無いと考えています



アセットアロケーション

2023年8月のアセットアロケーション
2023年8月のアセットアロケーション














ざっくりな割合です

リート、コモディティ、ショート系統は併せて表示しています
その他枠みたいな感じですかね。尚、今はコモディティ、ショート系統は所持していません
ショートは表示を別にしても良いかも、と検討中
金額的には別枠にするほど買わないかな、という感じもしますが

前回と変わりなしですが、ボーナス入ってこの変動は株価が大分上がったことが分かります
引き続き、リートと株式の合計が60%を超える程度までは買い増し予定です

60%位まで行ったら、その後は買いたいものがあったら代わりに何かを売る、という方針で進めます

また、大きな暴落があればその機会に比率を65%~70%までは高めようと思います
暴落来なければお金は遊んでいますが、まあそれはそれで給料が上がるし良いかなあというところ

自分の勤務先は安定してるので基本給は不況でも簡単には減らないと思いますが、ボーナスは利益連動制なので、景気の影響をもろに受けるので、多少ディフェンシブな考えで進めるのが良さそうに思えます

金の比率は定期積立分だけに切り替えました
これからは金自体の価格変動がなければ、他のアセットの買い増しに連れて徐々に比率が下がる予定です
5%程度までは放置予定。ただ、金の値上がりによりどっちかと言えば比率上昇中です
まあ、わざわざ売るまではしません

REITは懐疑的なので当面放置
土地が上がってる今現在上がってくれないと、土地の変わりにならないじゃないですか
ワザワザは売らないけど、ハズレも良いところです

コモディティはいったん撤退中
一口にコモディティと言っても、農作物から原油から金属まで幅広く入っているので扱いにくいという印象でした
せめて農作物/金属/原油/。。。程度のくくりで安価に投資できないと苦しいかな

オルタナティブに分類される買いやすい資産があるとよいのですが・・・
何かとボラティリティでかいですが、やっぱ仮想通貨なんでしょうかね
今のところ懐疑的なので手を出していない状況には変わりないですが

ただ、機会損失としては大きかったですね。株を始めると同時に少額でも買っていれば・・・と、5年後位に当時でも遅くは無かったとか書いてそうですが(笑)

ショートはその昔、SOXSとSPXSと野村の米国株スーパーベア8を買いましたが撤退
ETFと投資信託、各々有利不利があるので選択は悩みどころです
一度買ったところ、買ったと同時にナイアガラのように落ちて結構マイナス。無念

でももう一回買いたい気がする・・・
どう考えても株価下落する気がずっとしているのですが、なんだかんだで株価は上がっています。企業の利益も出てないし先行きも暗いような気がするのに株価だけは上がるんでしょうね
体感的にも、先行指標もあまり宜しくないと思うのですが、何故こんなあがるのか謎です



ポートフォリオ

特定口座

インデックスファンド

基本的に信託報酬(実質コスト)が小さいもので、償還されにくそうなものを選択しています
ここまで信託報酬が小さくなると、信託報酬の多寡より償還されないかを気にした方が良さそうです

投資しているファンドは投資先候補(インデックスファンド)に記載します

米国個別株

アプライドマテリアルズ(AMAT)
アドバンスト マイクロ デバイシズ(AMD)
※アマゾン ドットコム(AMZN)
ASML ホールディングス(ASML)
クラウドストライク(CRWD)
シスコシステムズ(CSCO)
フォーティネット(FTNT)
アルファベットA(GOOGL)
ラムリサーチ(LRCX)
ラティスセミコンダクター(LSCC)
マイクロソフト(MSFT)
エヌビディア(NVDA)
パロアルトネットワークス(PANW)
※パランティア(PLTR)
※スプランク(SPLK)
※※台湾セミコンダクター (TSM)
Zスケーラ(ZS)

※は損だしで一旦売却中
※※は一時的にリスク回避のため売り

半導体にかなり寄せたポートフォリオになっています

セキュリティ銘柄もちょいちょい購入したので、何か良さそうな会社が無ければ数としては十分かも。金額的にはもう少し買い増ししたい

AI、自動運転の分野もどこかで新規購入予定ですが、良さそうなところが見つかっていません
もう既に入っているところで十分なのかなあ

クラウドはもうアマゾン、グーグル、マイクロソフトなんでしょうか
クラウド関連というところまで広げてもう数社買っても良いのかも


日本個別株

・楽天
楽天は優待と、国内での伸び代があると思っているので永久ホールド予定(でもやっぱり不安定なのでどっかで切るかもですけど)
気がつけば半値くらいになってる。なんというか、迷走しているようなのが気になりますね
普通に使いやすいサイトにして、普通に使いやすいキャンペーンにして、普通に経済圏を活かしていけば、普通に勝てる気がするんだけど

なんでわざわざサイト構成を使いにくくするのかが謎
楽天証券のUIはかなり良いサイトだと思うので、能力的にできないわけでは無いと思うけど・・・


つみたてNISA/新NISA

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
→現在のメイン

楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンド
→分散の為に購入

SBI・全世界株式インデックス・ファンド 『愛称 : 雪だるま(全世界株式)』
→分散の為に購入

つみたてNISAの投資先はつみたてNISAの投資先で検討しています
上記の償還、20年後にどこが成長するかわからないことから、基本全世界インデックスファンドです
全世界インデックスファンドは現状eMAXIS一択に近い状況なので、自然とSlim全世界に大分偏っています

とはいえ、20年という期間内に償還されてしまうリスクも考えれば、多少コスト不利でも分散しておくのは悪くない選択と考えています
なので、できるだけ他の候補も買うようにしています

まあ、現実的には余程のことがない限り償還はありえないでしょうけど
早期償還したら金融庁にクレームの嵐となることは目に見えているので、運用で多少赤字が出る程度なら問題なく継続です
結果的には、何となくの安心感のための分散になっているかもしれません

まだ投資していない他の候補は・・・
・楽天はバンガードの日本撤退の影響が予想できない(名前を使えなくなる可能性がある)
・たわらノーロードは悪くないので2023年~分の候補
・野村つみたて外国投信も良いのですが、信託報酬が少し高い
・先進国+新興国で自分でバランスファンドもどきを作る(コストメリットあっても面倒なのでやりたくない)

各社もう少し何とかして欲しい・・・全世界、あまり人気無いのですかね

新NISAもつみたてNISAと同じ銘柄で良いかと考えています
理由はつみたてNISAと同じで、適当なファンドの中には勝手に償還されてしまうゴミファンドがあるからです
個別株も倒産は当然として、更に非上場化、配当、スピンオフなど事実上の償還イベントのリスクが高いと考えています(これは仕方ない)
銘柄の回転は可能ですが、損益通算できないという大きなデメリットがあるので、いまのところつみたてNISAと同じ永久ホールドで考えています
制度が固まったてから詳細検討で良いというか、制度がわからないと考えても無駄なので今は軽く考えるで十分でしょう

後は大穴でレバレッジファンド・・・償還しないことを謳った信託報酬が抑えめのファンドが爆誕してくれないかなあ


一言

肌間隔としては、ちょっと景気が悪化してるなあ、から、景気の悪化ヤバいな、という感覚に変わっています
地域、業種次第ではもうリーマンより悪くね?とすら感じるレベル
ただ、株価は爆上げ中。マジで何だこれ・・・

インフレ(対策の為の利上げ)、景気減速、ブロック経済は引き続き継続中です
状況は変わらず、いつ株価に影響与えるかと見守っていますが、今のところ見守っているだけに終わっています
買い増ししておけばよかった・・・もう少しこの状態が続きそうなので、とりあえず損出し分は買い戻ししておこうかなあ



まずはインフレ

アメリカに続き、全世界的な金融引き締めが始まりました
現金を配ったことが最期のトリガーとなった、金融緩和が原因のインフレを止めることにしたようです

コロナウイルス対応による生産力減衰からくるインフレの脅威は落ち着いたのは良い点です
悪い点はそれでも尚、インフレが止まらないこと
また、ロシア関係のエネルギー問題は未だ解決されていません

まだもう少しだけ利上げするのでしょうか。インフレ自体は大分治まってきたのでそろそろ横ばいになりそうではありますが

銀行の破綻は一旦落ち着いたようですが、根本的な原因、利上げ→借金返済のため資産を現金化→損益確定のため売り→さらなる売り、のパターンからは脱出できていないと思います
金利がいきなり上がったのに、なぜ他のところは破綻しないのか?資産構成が適切だったのか?それとも実は倒産秒読みなのか?は気になるところ


次に景気減速

中国は実態としてはかなり減速しているように感じます
仕事で中国向けの案件のブレーキがきついですし。すでに減速はリーマンをなぞっている勢いで進行中。この失速が続いたら完全に景気後退まったなしです
中国の中国恒大デフォルト問題、ほとんど報道され無くなったけど解決していない(はず)ので不安要素です


そしてブロック経済

米中覇権抗争からのブロック経済化の脅威も、半導体の禁輸など、以前からやりあっているのは変わりなし
相変わらず小出しに色んなものが禁輸されてきています

ウクライナでのドンパチは続いています
あの辺、色々問題を孕んでいるのでウクライナが収まっても次がありそうです
その結果もありヨーロッパでは燃料が不足、これは単なるインフレだけでなく経済的にも打撃です
ヨーロッパでそろそろ暴動とか起きたりしないんかなあ

ウクライナはどうにもならんので、何とか落とし所が見つかってほしいところです


まとめ

インフレ、景気減速、ブロック経済は今のところ短期的な解決はなさそうです
引き続きリーマン再来か、それ場の暴落を考えて動きたいと思います

コロナは大分ノーガードが浸透して生産力も戻りつつあること、世界的に金融引き締めしていることは、焼け石に水かもしれませんが、景気後退時のクッションとなってくれることを期待します



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