確定申告の手順

2018年に初めて確定申告を行いました
以降継続して行っています

毎年気が付いたことなどを追記して、私の参考資料にしています
2019年にはe-taxにも挑戦しました。これは便利ですね
それ以来、IDパスワード方式を愛用しています




確定申告のやり方の調査

確定申告は、基本的にはそれほど複雑ではありません
が、それは何をすればよいか分かっている場合の話で、何も知らず公式ホームページを見て対応できる人は(専門家を除けば)いないと断言できます

余りに複雑怪奇なので落とし穴的なものが怖いのですが、とりあえずずっと所得税の還付が振り込まれたので、認められたと考えて良いのかなあ、と毎年思っています

調査のため、確定申告するにあたり参考になるサイトを調べたのですが、一か所でこれという情報を取り扱っているところは見当たりませんでした・・・
皆知りたい情報だと思うのですが、ちょっと意外な印象

細かいところでも知らないことは解決まで時間が掛かります
例えば、「税務署に送付」と一言で書かれていても、どの手段で送ればよいのかわからないので別途ググったりしました
できれば一か所で一気通貫に説明してあるサイトがあれば良いのですけど


○年分とは

令和5年には、令和4年1月1日~12月31日の情報=令和4年「分」をまとめる
あ、でも源泉徴収票は令和5年分
年号とか、年とか年度とか年分とかわかりにくいんじゃ

元号と年度廃止して西暦、年分に統一して欲しい。マジでこれ考えたやつ頭イカれてるぜ


必要なもののまとめ

確定申告書(国税庁のHPで作成)
源泉徴収票(コピー、元は原紙必須だったが今は印刷物でokになった)

(必要に応じて)
寄付金受領証明書(ふるさと納税による寄付金控除のため、5年保存しておけばok)
特定口座年間取引報告書(株の利益と損失の申告のため、しないなら不要)
医療費の領収書など(医療費控除がある場合)
生命保険料の支払いの証明書(年末調整していない場合)

(ID・パスワード方式の場合)
利用者識別番号とパスワード

(その他)
ゆうちょ銀行の通帳など(ふるさと納税の還付金を受け取るため)
マイナンバーカード

(ID・パスワード方式なら以下は不要)
マイナンバーカードのコピー
運転免許(身分証明書)のコピー
印鑑

レターパックライト(税務署に送り付けるのに使う)
切手、返信用封筒(税務署から受領した連絡が欲しい時に)



手順

基本的な手順の確認

まずは大まかな手順を確認します

ふるさと納税で確定申告をする方法 ふるさと納税様

国税庁(○○年分の確定申告に関する手引き等、正直これみても分からない。毎年リンクは変わる)
ホーム>税の情報・手続・用紙>税について調べる>所得税(確定申告書等作成コーナー)>確定申告に関する手引き等>令和元年分の確定申告に関する手引き等

国税庁(確定申告書等作成コーナー、こっちは僅かに分かりやすい)
ホーム>税の情報・手続・用紙>税について調べる>所得税の確定申告
確定申告書等の作成はこちらから、ご利用ガイドのご利用方法のタブ

公式サイトで(親切じゃないので正直使い難いが仕方なく)必要な書類を作る

その後確定申告書等作成コーナー(基本的な手順の確認の項のリンクと同じ場所)で書類を作っていきます
ちなみに、全体的にリンクが変わっているとか酷いトラップもあります

混乱しやすいけど、ID・パスワード方式も以下の画像のところから入ればok
(右下に似たような文言があって紛らわしい)

ここ!












入った後はID・パスワード方式で云々とか、所得税云々(赤背景)など、ガイダンスに従えば概ね問題ないはず・・・
分からなければ基本的な手順のサイトを見たり、ググったりします

1点、ふるさと納税の記載は纏めてでOKなのは結構重要
念のため、国税庁 確定申告書等作成の良くある質問コーナーで、「ふるさと納税」、で検索して確認しておく
件名は「寄附金の入力件数が多い場合の入力方法について」(実績なので変わっているかも)
ぐぐると古い情報(全部書け)がヒットする。しかも国税庁の公式サイト。焦った・・・

株式投資で損が出た場合

年間でマイナスなら確定申告することで3年分の損失は繰り越し、翌年以降の税金を少なくできます

損だしを複数の証券会社で実行する場合も、確定申告でカバーできます
面倒なので、できるだけしない方針ですが、大損しそうなら躊躇なくしたいと思います


※メモ
特定口座の譲渡益と、一般口座の損失を通算するには、特定口座の内容を転記&一般口座の損失(マイナスを入れるところは無く取得額と譲渡額の絶対値を各々入れる)で良いのではないか?試していないけど将来の手がかりの為に記載


郵送しなくてもIDとパスワードで代用可能

予め入手しておけば郵送は不要です。原紙が手元に残るのは安心感があります
確定申告用のIDとパスワードを入手

郵送と同じように入力していくと、途中でe-taxでやるか、郵送するか選択するボタンがでてきます

郵送しない場合は書類は5年間保管が必要

棄てない様に注意・・・

提出物を印刷、身分証のコピーなどを行う(郵送する場合)

私は確定申告書をプリンター持ってないのでコンビニで行います

ローソンが郵送するためのレターパックライト売ってるから一緒に入手出来て便利です
切手、返信用封筒も購入しておきます

ついでにマイナンバー、身分証のコピーを取っておきます(両面必要かは不明、この辺もちゃんと公式に記載していないのが流石お役所だね本当に、、、)
源泉徴収も一応自分のために印刷

印刷後は正方形の3点マークが紙の淵に掛かってないかを確認
確定申告書控えも同時に印刷されます

確定申告書Aに押印、送付日を記載して郵送(送付日を記入したら忘れずに出す事)

送付日と押印は忘れそうなので注意
ちゃんと届いたか確認したいので、返信用封筒に切手を貼って、確定申告書の控えと共に同封
郵送はレターパックライトがお勧め

確定申告の郵送方法について

確定申告の郵送方法【封筒・控え・期間はいつからいつまで・マイナンバー】 | 個人事業主の教科書様
「所轄の税務署を記載。宛名は「○○税務署 御中」と記載する。封筒を見て確定申告書の提出だとわかるように「確定申告書在中」の記載を宛名の横に書きます」
「裏面 自分の住所氏名を記載します。」

レターパックの購入と発送が出来るコンビニ一覧とかいろいろ | トリセド様
上記の通りローソンが便利です



その他

良くある間違い

国税庁が発表している「確定申告で誤りが多い10の事例」てどんなこと? - 節税や実務に役立つ専門家が監修するハウツー - 税理士ドットコム
 ワンストップ特例使う→医療費控除時を使ったのでワンストップ無効のコンボは強い

「台紙に張る」について

まじで?10枚位あるのにふるさと納税の受領証明書って糊付け?1枚ずつ台紙に?まじで?

っておもったけど、ホッチキスで止めておけばいいようです
台紙の黒い資格の部分だけは止めてはいけないみたい(税務署の処理に支障が出る)

実際に2018年はホチキスで止めて出しました
最近は送ることが不要となり(5年保管)楽になりました

還付の振込先はゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行以外は、銀行によってはダメのようです
2021年は、SBI銀行か楽天銀行がOKなら、そちらに変えたいかな

生命保険料控除(年末調整済の場合は不要)

年末調整済なら特に気にしないで良さそうです
ここが自信ないポイントです

記入するときに、年末調整済なら既に所得控除の額の合計額などに反映済で、特に何もする必要はないと思うのですが・・・

ググってみても、調整を忘れた場合はいくらでも引っかかるのですが、調整済の場合の対応はイマイチ見当たらず、でした

実際に印刷した提出用書類を見たら、自動的に反映されているようです
確定申告の書類を作っている際に年末調整済という選択肢があるので、それを選んでいれば生命保険控除も合計値として勝手に入る寸法

日付とハンコを忘れそう

提出日付とか記入日を入れるものと思ってたら、送付日なのですね

細かい所だけど、本当に不親切極まりない・・・これぞお役所仕事です
どうしても送付日がいるなら消印から勝手に転記すべきじゃないですかねえ

特定口座年間取引報告書の入手(「」内SBI証券ホームページより抜粋)

「「源泉徴収あり」のお客さま・・・電子交付で通知いたします。
なお、確定申告を予定されている場合には電子書面はご利用いただけません。「郵送」での書面交付をご希望される場合には、平成29年12月29日17時までに「信書(年間取引報告書・払出通知書等)」の指定交付方法を「郵送」にご変更ください。指定交付方法の変更は、当社WEBサイト「口座管理」>「電子交付書面」>「電子交付・閲覧サービス」画面からお手続きいただけます。
上記の郵送にて発行される口座状況に該当されないお客さまが、確定申告を行う場合には「特定口座年間取引報告書」の郵送発行が必要となりますので、メッセージボックス>重要なお知らせにお送りする請求フォームからご請求ください。」を参照

年間取引報告書は、郵送で貰う設定にしていないと勝手には送られてこない
これはSBI証券も楽天証券も同じ
(何も気にしていないと、電子交付になっている可能性の方が高い)
※私の設定はSBI証券、楽天証券共に確認済
※2020年から郵送不要になったポイ?

特定口座の課税額の確認(「」内SBI証券ホームページより抜粋)

「特定口座での損益や譲渡益税の内容は、どこで確認できますか?」
「WEBサイトへログイン後、「口座管理」>「取引履歴」>「譲渡益税明細」画面で、約定日の翌日からご確認いただけます。

※期間を選択いただくと、指定期間における個別の明細や譲渡益税徴収額合計・損益金額合計等がご確認いただけます。
※ご参照いただける期間は過去2年間分となります。1ページに最大200件の明細が表示され、それ以降は次ページで表示されます。(1ページに表示する明細は、50、100、150、200件から選択いただけます)
※特定預り分の明細を表示しているため、一般預りや、NISA預りの取引については掲載の対象外となります。」を参照

損益通算する場合の注意事項(「」内SBI証券ホームページより抜粋)

「特定口座での配当金の損益通算を希望する場合は、手続きは必要ですか?」
「なお、上場株式の配当金等を特定口座(源泉徴収あり)においてお受け取りいただくためには、権利確定時までに、保管振替機構(ほふり)で配当金の受取方法が「株式数比例配分方式」として登録されていることが必要です」を参照
※私の設定はSBI証券、楽天証券共に確認済

複数の証券会社で取引する場合(「」内SBI証券ホームページより抜粋)

「「年間取引報告書」とは何ですか?」の中の、
「※ 複数の証券会社で特定口座を開設されている場合、それぞれの証券会社から「特定口座年間取引報告書」が交付されます。各証券会社からの「特定口座年間取引報告書」、および年間取引報告書の金額を合計した「合計表(お客さまご自身で作成)」を添付して、確定申告を行うことになります。」を参照

合計表ってなんぞと思いましたが、
「確定申告する際に税務署に提出する書類について教えてください」の解答として、
「尚、合計表は、株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書と言います」だそうです
SBI証券ホームページより抜粋)

どこの証券会社も、合計表(お客様自身で作成)と書くだけで、それが株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書であることを記載してくれていない素晴らしい顧客目線のHPなので参りましたw

その他参考リンク


個人凍死家テリーの投資生活チラシの裏様
そのうち外国課税控除もトライせねば



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