つみたてNISAと従来のNISAについて

つみたてNISAと従来のNISA、どちらを選択したか及びその理由です

私は主に損益通算ができない自由度の低さを嫌って、つみたてNISAを選択しました



つみたてNISAと従来のNISAの比較

両者の差異は以下の3つです

①単年の金額はつみたてNISAの方が大きい(最終的につみたてNISAが逆転)
②期間はつみたてNISAは20年、従来のNISAは5年
③どっちも損益通算(損したときに他の利益と相殺して税金逃れできる)ができない



つみたてNISAを選ぶ理由

特に大きいのが③の損益通算ができないことです
これにより含み損状態で売った際のダメージがより大きくなります

長い目で見たら間違いなくどこかで暴落があるでしょう
その暴落に対しては、つみたてNISAの方が年月が長い分、対処し易いと考えます

勿論、デカイ暴落が向こう80年一回も無い可能性もあります
もしくは暴落前に早めに利確からの買いなおしで損失を限定する手が使えるかもです
(勿論利益も犠牲になりますが)

リスクをとる方がリターンとしては圧倒的に有利ですので従来のNISAという手も十分アリかもしれません
また、制度自体が変わる可能性は無視できません。第3、第4のNISAが生まれるのなら、さっさと移行できる従来NISAが有利な可能性は十分あります

ただ、私の目的は儲けるよりも対インフレというところが第一
よって、安定性は重視すべきでしょう
つみたてNISAの方が出口戦略に自由度がでるかなあということで、つみたてNISAにしました

購入後16年経過頃から売却を検討したいと考えています
ギリギリだと暴落にぶつかったときに余裕が無くなってしまうので、多少余裕は見ておきたいところ
そのころまで覚えているかが最大の不安要素かもしれません



制度の問題点

制度が理解し難い・実行し難いのは欠点ですね
NISAはまだしも、iDeCoに至っては会社の対応が必要とか、使ってほしくないと言わんばかりです
(一応、自分の勤務先は使ってる人もいますし、人事に言えばスムーズに手続きしてくれるようです)

それに、やる人・使う人だけ有利になるような制度は基本的に全体最適から遠ざかります
税金の各種控除や補助金なども同じですが、なんで余分な手間を増やしたがるのでしょうか・・・
頑張った人が税率を20%から17%にできる制度よりは、一律で18%に下げる方が、みんな幸福になれるとおもうのですけれどもね


一応漸く、NISAについては、海外に転勤した際の継続保有は認められたようです
そもそも、株の保有や売買に制限が掛かる仕様は理解不能ですね

参考リンク:梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー様



参考リンク


金融庁

ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術様
累計投資額による損得の話です
20年後制度がどうなっているかは不透明ですが・・・
場合によっては、従来NISAの枠が200万とかなるかもしれませんし(そうなれば従来が圧倒的に有利)

たぱぞうの米国株投資様
どの商品に投資するのが良いかについて記載されています
商品自体は既に変わっている(手数料的にもっと有利なものが出ている)モノもありますが、考え方は変わらないでしょう

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー様
「儲かる方向にも、損する方向にも、ブースト(加速)がかかる」事には非常に注意しなければなりません
従来NISAは5年という縛りが結構厳しいと感じます(ロールオーバーすることで10年に伸びましたが、それでもつみたてNISAの半分)




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