尚、期待値では損ですが、必ずしも期待値だけで評価できるものではないことは認識しておく必要があるでしょう
現在の保険加入状況
現在は個人賠償責任保険のみ入っています生命保険は一端解約しました(2018年初頭)
生命保険をやめた理由
そこそこ貯金もできてきたので、病気、怪我共に保険で賄える位の支出なら何とかなると判断しました死亡保険は自分が死んで困る人がでてきたらまた改めて加入したいと思います
実際にはもっと早く切って良かったです
まあ、結局は病気やけがに見舞われませんでしたが、当たっていたら一応意義はあったので、よしとしましょう
私が保険に期待する役割
基本的に保険は、大きな問題が起きた時に備えたいから入るものです貰える金額が精々100万やそこら程度なら、貯金で対応できるため、保険で備える意味は無くなりました
保険は確実に平均リターンがマイナスです
勿論極稀にプラスリターンは期待できます。お宝保険とか言われていますね
しかし、金融工学も発達してきているので、最近の保険では望み薄でしょう
ならば、今後保険料を払い続けることを考えれば、その分貯金する方が合理的です
もしくは、投資に回せれば更に資産の有効活用が狙えます
要望にあう保険が無い
しかし、怪我や病気に対しては、大きな問題に対処できる保険は今のところ無いみたいです貰える掛け金が余りにもショボイのです
個人賠償責任保険とか、自動車保険、火災保険などは、掛け金と補償のバランスが魅力的にみえます
この差はどこから来るのでしょうかね
私は、個人賠償責任保険には加入しています
(1億とか)請求されたら自分では対処できないが、保険料は手ごろ、と正に保険として理想的ではないでしょうか
折角なので賠償額が無制限のやつにしておきました
保険会社に期待したい商品
生前給付終身保険(生活保障型)とか就業不能系とかを充実させて欲しいと願っていますこれらは、働けなくなったときに一定額(もしくは定期的に)お金をもらえるやつです
もうありますよ、という意見もあるかと思いますが、補償内容が余りにしょっぱいです
保険料がもっともっと安いか、補償額がもっとデカければ検討したいと思います
免責事項もかなり厳しいしばり(椅子に座れてマウスカチカチ出来たら払われない可能性が高いようです)なので、そいつも取っ払って貰えないと加入できません
後、個人年金保険に使えるお手軽な保険を用意して欲しいですね
こっちは生命保険料控除とは別枠で控除を狙えますが、肝心の商品に良いものがありません
保険が期待値的に不利な理由
保険は人件費等が大きく乗ってくる分、手数料が膨らむのですよね例えば、2018年ごろ保険を見直すにあたり、保険見直しを生業にしているところに相談しました
2回、4時間位相談に乗って頂き+それ以外に準備して頂いています
(準備は1時間も掛かるかどうか、程度でしょうけど)
上記の通り結構な時間(合計5時間程度)を使って貰っていますが、当然のごとく、この費用は保険料に乗せられるわけです
末端の営業マンのコストが1時間5000円、成否まで5時間、成約率を25%、10年で100万円の保険料の契約を取れる、
というかなり素晴らしい仮定でも、既に100万円のうち10万円はこの営業マンのコストだけに消えます
※上記計算数値の仮定は適当です
確かに、物理的なインフラにはお金をかける必要は薄いかもしれません
工場とかは立てなくて良いですし、輸送費も掛かりません
しかし、上記の末端の営業マンだけではなく、保険内容作成、支払い処理、社内システム構築など、結構な人件費は必要になるでしょう
自分自身で保険を見直した経験から、そりゃリターン残りませんわ・・・と再認識しました
保険料控除について
生命保険や個人年金保険には所得控除が付いていますそのため、有利な保険があれば積極的に使うべきです
2018年5月頃から、生命保険料控除については下記リンクの通り、じぶんの積み立てを使うことにしました
→生命保険料控除の有効活用(じぶんの積立)
個人年金保険の場合、適用は60歳以降の引き出しとなるものに限られるという制限があります
これは、資金も拘束されますし、複利も掛かりません
この問題は50歳位になれば、拘束期間が短くなることから解決するため、そのころにまだ控除があれば利用するつもりです
資金拘束の問題については、iDeCoも同じような状況ですね
まとめ
・保険は期待値的に基本不利。加入には慎重な判断が必要・一方で税制的に有利な面があり、これを活かさない手はない
・保険会社には、就業不能保険など、万が一に備える保険を開発して欲しい
・個人賠償責任保険は入っておいた方が良いと思う
・個人年金保険は良い商品が発売されるか、50歳になったら加入してもよさそう
参考リンク
いつか子供に伝えたいお金の話様民間の保険について、必要性を検討されています
「極端な話をすれば、虫歯になったときに1000円がもらえる保険に、毎月10円支払う保険とかって意味あるの?ってことです。
「10円は安いけど、1000円もらってどうするの?気持ち良くなるだけ??」といえば、意味が非常に分かりやすかったです
神経内科医ちゅり男のブログ様
ドル建て生命保険のメリット・デメリットについて記載されています
私も検討しましたが、見送りました
予定利率がもう少し高ければなあとも思いましたが、よく考えたら保障の部分が要らないので、そのコスト分絶対不利と気が付きました
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