現実の土地は高い(集中投資になる)、管理というハードルがあるというのも理由の一つです
しかし、それらはREIT(リート)に投資することで回避できます
その上で実行していないのは、土地への投資は長期的に見ればそれほど優位ではなくなる可能性を危惧しているからです
多少遠い将来かもしれませんが、土地の価値はかなり減ると考えています
どの国の都心部でも同様に、です
技術の進化が移動コストを減らし、殆どゼロにすることで、相対的に土地の価値は暴落してしまうのです
土地へも投資しておきたいが・・・
インフレに強いので土地は魅力的です株式に加え土地も持つことで、資産の分散という面でも効果がありそうです
更に、税金面でも恩恵を得ることが可能です
100%確実なリターンは中々得難いメリットですね
一方で、土地は管理する必要があります
十分に管理できない場合、住居として貸すにせよ、駐車場などに使うにせよ、十分なリターンを得ることは不可能でしょう
しかし、サラリーマンとしての労働に加えて株式投資を行い、更に土地の管理・・・は時間的に苦しい所があります
更に、天災などのリスクも看過できません
REIT(リート)という手段
そこで検討したいのがREIT(リート)ですREIT(リート)は投資家から資金を集めて不動産への投資を行い、そこから得られる収益を投資家に分配する商品です
これは上記のマイナスをかなり打ち消してくれます
一方で、節税のメリットはありません
これは不動産投資のメリットの一つを吹き飛ばすことになるので、打ち消したマイナスよりも吹っ飛ばされたメリットの方が大きくないか、十分検討が必要だと考えます
土地が不要になる時代
REIT(リート)は検討に値するのかもしれませんが、そもそも将来的に土地の価値は維持されるのでしょうか現在は、何かをするためには現場に行く必要性があります
職場がある、施設がある、人がいる、ということから、日本においては東京に住むことは大きなアドバンテージになるでしょう
(テレビ)電話や遠隔会議システム、最近はやりのリモートワークなど、技術の進歩である程度カバーできる部分もありますが、まだまだ現地に居るのと同等とはいきません
また、カバーできる範囲は一部分で、できないことの方が多いです
ただ、技術は今後も進歩していきます
例えば、自動運転+超高速鉄道(リニア)が実用化すれば、移動時間のロスがかなり減ります。そうなれば、月数回東京に行けばよい、レベルの人は東京にいる必要が無くなります
また、AR(拡張現実)が実用化すれば、実際に会うのと同等の効果が期待できそうです
そこまでいけば、東京に居なければならない必然性はほぼ消滅します
家の中に居てでも、「自分の分身」をどこにでも飛ばせるようになりますから(※)
職場がある、施設がある、人がいる、といった先に挙げた項目はアドバンテージではなくなります
その結果として、土地の価値というのは大きく減る可能性があると考えています
短期的には兎も角、長期的に考えると中々土地に投資するモチベーションが沸きません
まとめ
対インフレ、税制面を考えると土地は魅力的です一方で、集中投資問題、管理の手間、天災リスクなどを考えると踏み切れません
また、そもそも技術の進化で土地の価値が目減りする可能性もあります
自動運転、リニア、ARで移動コストが大幅減、あるいはゼロにすらなるやもしれません
全てのものの将来の価値は分からないのですが、
中でも土地が価値を毀損する可能性は非常に高いのではないか、というのが私の見立てです
一応、インデックスファンドの中には土地を扱う企業も含まれているでしょうし、
買うとしてもREIT(リート)を少し・・・というところでしょうかねえ
※確か小説、"星を継ぐもの"でそんな描写があったような・・・実際に人と会うのは物凄い贅沢な機会になったとかなんとか。。。
参考リンク
日経ビジネス様国家のGDPと人の移動距離は相関関係があったが最近は消えているそうです
和波の投資生活ブログ様
ここ最近は土地のパフォーマンスは相当良かった様子です
1999年~2018年くらいまでの、REIT、金、オイルが3トップというのは予想外・・・
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