金(ゴールド)は株式とは違いそれ自体が成長しないものの、
インフレ程度の値上がりは見込まれるので、現金に代わる資産として保有したい資産です
保持コスト(手数料)が高いこと、そもそも金(ゴールド)自体の価値も永遠ではないことに気を付けることが大事と考えます
更に、金の現物は税金周りも株式と異なる場合もあるため、投資信託のように気軽に・・・というものではなさそうなのがマイナスポイントですね
金を持ちたい理由
現金をできるだけ持ちたくないため、それに代わる資産として持ちたいと考えています
現金はインフレで価値が落ちていきますが、金はインフレ分くらいは値上がりしている様子です(あくまで過去のデータで、ですが)
更に、ここ20年に至っては(データのとり方次第で)S&P500やQQQすら上回っているようにも見えます
※手数料とかの差は考えていないので、実際は逆転しているかもしれません
これが金融緩和によるインフレの影響だとすると、株式に勝てる程のリターンでは無くなるにせよ、今後も金の価格が上がる傾向は続くのかもしれません
また、そのボラティリティは株式ほど高くないので、現金を持つことのリスクを減らすため、現金の一部を金にしておくのは悪くない選択肢だと考えています
現金はインフレで価値が落ちていきますが、金はインフレ分くらいは値上がりしている様子です(あくまで過去のデータで、ですが)
更に、ここ20年に至っては(データのとり方次第で)S&P500やQQQすら上回っているようにも見えます
※手数料とかの差は考えていないので、実際は逆転しているかもしれません
これが金融緩和によるインフレの影響だとすると、株式に勝てる程のリターンでは無くなるにせよ、今後も金の価格が上がる傾向は続くのかもしれません
また、そのボラティリティは株式ほど高くないので、現金を持つことのリスクを減らすため、現金の一部を金にしておくのは悪くない選択肢だと考えています
老後は更に魅力的
私が老後を迎えるまでに金の価値が維持されているかはわかりませんが、特に老後の資産運用時には魅力的かもしれません出口戦略についてで記載したように、老後の破綻の主な原因はインフレ+ボラティリティのようですので、インフレに勝て、ボラティリティが小さい資産は十分考慮に値します
株式100%が長期的には一番優れているのかもしれません
しかし、老後にはその長期がありません
老後の運用ではボラティリティが低い金の優先度は上がりそうです
現物の金は必要か
有事の際には預けている金を引き出せなくなる可能性があるので、現物推しの意見が多数見受けられます確かに有事の際には株や債券など、主に電子データで保存している資産は、価値を維持できない可能性が高いのは間違いありません
ただ、現代社会でそんなことがあれば、電気、ガス、インターネット、流通網、その他全てが止まっているわけで・・・
そんな時代に金を物々交換に利用するにしても、鑑定書なんて信用できないし、何をもって本物と証明するかが課題ではないでしょうか
田んぼとかサバイバル知識、自動小銃でも持っていた方が有用な気がします
金より米!
以下では、スプレッド(購入価格と売却価格の差)は購入手数料側に含むものとします
また、スプレッドの%は金の価格により変わってくるので目安です
と思いましたが、最大でも1kg位でしょうし、偶に眺めて幸せになる効果はありそうなので良いかもしれません
金の延べ棒を家に置いておくのは最初は絶対無いだろうって思いましたが、そんなに大量に買うわけでもないですし、現物も選択肢に入りそうです
金庫用意するのが面倒なのと保管リスクがありますが・・・
手数料面から小分けに買いにくいのがデメリットです
購入時手数料はスプレッドが約1.5%(田中貴金属店の場合)ですが、小分けにして買うとこれが跳ね上がります
維持費は掛かりませんが、保管リスク(盗難)がデカいです
また、金庫代や場所代(家のスペース)も必要です
売却時手数料も同じく、纏めて売ると手数料タダですが小分けにすると凄まじい手数料になってしまいます
まとめて売るにしても、金の売り買いは株などとは違う所得として扱われるので、逆に税金が高くなる可能性があります
現物は保管リスクや手間、税金など、手数料以外の障壁が高いです
(田中貴金属工業がやっているみたいで、結構魅力的です)
スポット購入での購入時手数料はスプレッドが約1~1.5%です
スポット購入して、そのまま預けている場合、手数料ほぼ掛からないのでしょうか
金より米!
金を持つ方法
金は株式ほど気軽に購入できないのがネックです。改善されたら良いのになあ以下では、スプレッド(購入価格と売却価格の差)は購入手数料側に含むものとします
また、スプレッドの%は金の価格により変わってくるので目安です
現物を家に置いておく
現物はちょっと辛いですと思いましたが、最大でも1kg位でしょうし、偶に眺めて幸せになる効果はありそうなので良いかもしれません
金の延べ棒を家に置いておくのは最初は絶対無いだろうって思いましたが、そんなに大量に買うわけでもないですし、現物も選択肢に入りそうです
金庫用意するのが面倒なのと保管リスクがありますが・・・
手数料面から小分けに買いにくいのがデメリットです
購入時手数料はスプレッドが約1.5%(田中貴金属店の場合)ですが、小分けにして買うとこれが跳ね上がります
維持費は掛かりませんが、保管リスク(盗難)がデカいです
また、金庫代や場所代(家のスペース)も必要です
売却時手数料も同じく、纏めて売ると手数料タダですが小分けにすると凄まじい手数料になってしまいます
まとめて売るにしても、金の売り買いは株などとは違う所得として扱われるので、逆に税金が高くなる可能性があります
現物は保管リスクや手間、税金など、手数料以外の障壁が高いです
現物を預かってもらう
購入した現物を預かって貰えるサービスは悪くはなさそうです(田中貴金属工業がやっているみたいで、結構魅力的です)
スポット購入での購入時手数料はスプレッドが約1~1.5%です
スポット購入して、そのまま預けている場合、手数料ほぼ掛からないのでしょうか
サイトを読む限りそう見えますが・・・
その場合、手数料的には最も有利なサービスかもしれません
要確認です
購入時手数料が1.5%、プラススプレッドが約80円程度。2022年9月時点では楽天の方が少しだけ安い
積立サービス(楽天証券、SBI証券、田中貴金属)
色々な企業がサービスしていますが、楽天証券、SBI証券、田中貴金属(月5万円の場合)が良さそうです購入時手数料が1.5%、プラススプレッドが約80円程度。2022年9月時点では楽天の方が少しだけ安い
維持費、売却時手数料が掛かりません
なので、10年持つ前提なら3%/10年で、手数料は0.3%/年程度となります
維持費が掛からないので長期で持つなら有利になってきます
更に、小分けにして売却することで税金も回避可能というメリットも持っています
田中貴金属の場合、2000円払うと現物でも引き取れます
楽天証券の場合、現物を手に入れられないのが難点ですが、先に記載したようにこのサービスを維持できない頃には株式もアウトでしょうから、気にしなくて良い気もします
今のところの候補の一番手はこれです
楽天証券、SBI証券の場合取引の為の口座が増えない、スプレッドが有利
田中貴金属の場合現物引き取りが可能
というメリットがあります
SBI証券は以前は手数料が高かったので選択肢に入りませんでしたが、
2021/7/1~手数料が引き下げられて楽天証券と同じ価格になりました
2021/7/1~手数料が引き下げられて楽天証券と同じ価格になりました
証券会社でスポット購入
楽天証券かSBI証券で購入することも可能です購入時手数料は1.5%です
積立と同じように、プラスしてスプレッドがあります
維持費、売却時手数料は不要です
楽天証券はできませんが、SBI証券は現物に引き換えられます
ただ、ニューヨークから輸入扱いなので、間違いなく手数料がとんでもないことになるでしょうから、できないのと同じですね
手数料の差で、買うなら楽天証券です
積立サービスと同じく、維持費が掛からないので長期で持つなら有利になってきます
また、現物を手に入れられない難点があるのも同じです
積極的に積立を使う必要も、積極的に積立を避ける必要もなさそうですが、
スポット買い付けを常にするのも面倒なので、積立でよい気もします
買いたくないときは月額1000円積立にしておけばよいだけですし
ETFを買う
ETFという選択肢もあります特に金現物の裏付けがあるETFなら結構安心できそうです
また、新規のあれこれをせずとも良いので手軽というメリットもあります
良さそうなETFは国内なら圧倒的に金の果実です
海外ETFはどうなんでしょう・・・GLD SPDR ゴールド シェア、IAU iシェアーズ ゴールド・トラストあたりでしょうか
購入時手数料が0.5%位、纏めて買うともっと減ります。100万円分一気にいくと0.2%程度の計算
プラスしてドル転、こちらは0.04%程度
売却時手数料も購入時と同じく0.5%以下、プラスして円転が0.25%
購入、売却手数料は併せて1.3%以下程度になります
維持費は現物預かりより高くなりそうです
大体0.25%~0.40%でしょうか。10年で2.5%~4%
大体0.25%~0.40%でしょうか。10年で2.5%~4%
10年持つ前提であれば、スプレッドが3%程度と同等の手数料となります
10年以上もつ可能性も考えれば、大分不利です
他のメリットとして、株式との損益通算ができたり、大量に売却した場合の税金が20.315%で済み、総合課税にならないことが挙げられます
これは課税を回避できないデメリットでもあり、小分けにして売ることで課税を回避できる現物の方が優れている場合もあります
金の弱点
成長しない割に手数料が高い
金はそれ自体が成長するものではないので、リターンは確実に全世界株に劣後するでしょうその割に手数料が高いのが最大のネックとなりそうです
特に引き出しに結構制限が掛かることが多いです
100g単位とかで現物を引き出せたらかなり利便性が高いと思うのですが・・・
業界首位の企業がやったら他を圧倒できそう(規模が小さいと地金の用意コストが跳ね上がるはず)なので、期待したいところです
金自体の価値は永遠ではない
殆どこの意見は無く、金の価値はお金(紙幣)とは違って不変という論調が殆どですが、私は決して不変ではないと考えます金の用途は殆どが宝飾用なので、流行り廃りでより人気のある材料が出てくる可能性はゼロでは無いと思います
また、所詮宝飾用なので、絶対に必要なものではありません
工業用もそれなりの割合を占めていますが、こちらは代替品の出現で価値が毀損します
まとめ
金はインフレ対抗できる低ボラティリティ資産なので、現金の代わりに持つ資産としては非常に魅力的です金そのものは株式のように成長しないこと、コスト(各種手数料)が高いこと、金自体の価値も永遠ではないことに気を付けることが大事と考えます
私としては、そのうち所持したいと考えています
コロナ落ち着いたら田中貴金属店行ってみようかな(そのころ金が暴騰して時機を逸するかもですが・・・
参考リンク
ところぐ。様高卒非正規が株式投資でアーリーリタイアを目指す様
いつか子供に伝えたいお金の話様
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