これをもって、投資をしましょうという呼びかけ(?)が良くされています
これを端緒に、考えたことです
尚、本自体は読んでないので、実際に読んだり、見落としていることがあれば途中の考察は変わるかもしれません(結論は同じ)
本自体はいつか読んでおきたいですね
r>gに含まれていないもの
r>gとは、経済成長率(g)よりも資本収益率(r)の方が大きいということです資本収益率は、正確には違うようですが、株や債券、土地等からの利回りです
これが、gを上回っているので、富めるものがますます富めるとの理論です
ただし、計算の中には、人的資本が考慮されていないようです
すなわち、個々が稼ぐ力の差は無視されています
労働分配率は産業構造が変わったのだから、今までも減ってきましたし、今後も減ります
それについては致し方ないでしょう
昔よりも末端の労働者が寄与できる割合が激減しているのも事実です
1000人の労働者よりも1人の経営者の方が寄与度が高いので、給料も1000倍あって何ら不思議ではありません
また、rの高低にも間違いなく努力と才能が含まれています
完全な不労所得というわけではないでしょうし、相続税の完全な回避は困難です
1~2世代は持つかもしれませんが、努力と才能なしではrは激減、数世代後には没落一直線なのは間違いないでしょう
1~2世代は持つかもしれませんが、努力と才能なしではrは激減、数世代後には没落一直線なのは間違いないでしょう
つまり、r(資本収益率)の「資本」の中には個人の能力で積み上げたものが入っている上、
「収益率」にもまた個人の能力が反映されているはずです
資産運用における最大効率の検討
まあ、r>gは大した意味はありません
rに才覚を含んでいるのではないか?という疑問を覚えておきたかっただけです
一気に話は変わりますが、来年の金融資産は以下の式で表せます
・来年の金融資産=現金+運用資産*利回り+給料-消費
これを踏まえて、効率について少し考えてみます
各要素の寄与度の推定
まずは運用資産
運用資産が100万円の場合、利回り10%とウハウハでも金融資産の増加は10万円です
複利で計算しても、10年間で159万円の金融資産の増加です
利回り3%なら34万円ですね
次に給料
給料が上がるかどうかは不確定ですが、こればっかりはえいやあで見るしかないでしょうね
運用の利回りも同じく不確定なので、無茶ではないはずですが・・・
課長になるか、なれないか、なるなら何時か、でかなり変わります
そして、消費です
毎年1万円消費を抑えること(節約の実行)により、10年で16.7万位になります(利回り10%の場合)
10万ではないのは、運用資産と比べるなら、その利回りで複利計算すべきだからです
利回り3%なら11.6万円ですね
毎年1万節約できることを3つ~10個近く実行(利回りによる)すると、100万円の運用資産に相当します
思ったより節約の力は小さい印象があります
勿論、下記のようなすぐにできる節約は幾つか実施しましたし、もう少し探してみるつもりです
こんな感じで色々と数字や期間、想定を変えてみましたが、やはり利回りの影響が相当に大きいです
また、出世もかなり差があることが分かりました
私の場合、勤務時間が大きく増えるわけでは無いので、よほど運用資産が大きくならない限り、
できるなら出世を狙うのが良さそうです
※もちろん金融資産しかみていないので、実際にはあまりやりたくないのですが
まあ一番デカいのは、マイナス方向ですが、失職でしたw
これは会社にしがみ付くしかない・・・
他には、今すぐ全額を運用に回すというのも効果が高いですが、流石にリスクが高すぎて踏み切れません
利回りを上げる努力が最善
日々の生活の効率化~コストパフォーマンスの意識~でも記載した通り、
やはり、今後の大きな目標としては、利回りの向上が最善になりそうです
引き続き、実践しながら勉強ですね
参考リンク
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