また、ドル転してから即座に米国株を買うわけでは無い場合、それは買付用流動資金(生活防衛資金とは別の、不況時にリスク資産に投下すると決めたお金)になります
私はSBIの外貨積立を行いドル転します
また、買付用流動資金資金はそのままドルで一部持ち、残りはMMFや米国債に入れていきます
外貨の(米ドル)の購入
最近は、直接円建てで取引できるようですしかし、その場合は大体手数料が高くなります
FX等を用いて、より安く調達することもできそうですが、
色々な操作をするとミスも怖い所です
大幅に安くなるなら兎も角、ドル転の手数料は大したことはありません
いえ、決して小さくはないですが、頻繁にドル転と円転を繰り返さない限り、固定で1回掛かるだけです
継続的に掛からないので、インデックス投資の信託報酬のように神経質になることはないでしょう
※複利で掛かるかどうか、継続的に掛かるかどうか、ほぼ(あるいは完全に)単発なのか、は結構神経質になっても良いのかもしれません
例えば、携帯を格安スマホにする節約は複利こそ掛かりませんが、継続的に掛かるので効果的、等
また、将来の円転はそれこそ遥か未来になる可能性もあります
その時の手数料がどうなっているかは神のみぞ知ることです
なので、まずはドル転だけ見ておけば良いかと思います
これは1ドルあたり2銭とほぼ最安の手数料で、ドルを買い付けることができます
将来の円転は4銭なので、fxの0.5銭と比べてたら高いかもしれませんが、
先の記載の通り将来どうなっているかは不明なので、気にしないことにしています
SBIの外貨積立の狙い
とりあえず、上記の通り手数料は安いです更に、ドル転時は為替の影響を大きく受けますが、積立投資によるドルコスト平均法による、最悪(かそれに近い)に振れるリスクの回避を狙います
(ドルコスト平均法についての考えは→ドルコスト平均法)
為替の振れは、株価の振れを時に凌駕するので、為替+株価の2重のリスクをできるだけ小さくすることが目的です
外貨積立の場合、ドル円の最低レートを決めることができます
1ドルが○円以上だと買わないという設定です
これは、主には余りにも円安の時に自動的に買わないために使うようですが、
逆に円高の時だけ買うように積み立てることもできそうです
※と思いましたが、設定は毎日変更できるので、あまり意味がありませんでした
一応瞬間的に円高になった時に備えて、一応円高時に多めに買う設定にはしていますが・・・
買付用流動資金の置き場
ドルのまま置いておくか、何か買うかも検討が必要です債権(か類似商品)への投資のように、債券が候補です
PFF、BND、米国債、外貨建てMMFあたりに入れておくのも悪くなさそうです
一気に投資することがないことを考えれば、償還間近な債権なら問題ありません
今のところ、後述の税金の壁の問題から、MMFに置いておくことにしています
税金の壁(特に自己責任にご留意を!)
債権やMMFへの出し入れ時には、税金が掛かるというデメリットがあります単に、債券などの利回りに掛かるだけではありません
取得単価、売却単価は「円ベース」で掛かります
すなわち、ドルベースでの金額が一緒でも、購入時より円安になれば税金を取られる可能性がでてきます
そして、少なくとも短期的には、債権の利回りよりも為替の方が大きく振れます
これでは、株式に投資したいから解約!の際にごっそり税金で持っていかれる羽目になりかねません
一切利益が出ていないのにも関わらず・・・
買付用流動資金は流動性が高いことが重要です
ただ、上記のように税金が掛かるとドルに戻しにくくなります
つまり、税金により間接的に縛られてしまうのです
尚、円→ドル→米国株購入→米国株売却→ドル→米国株購入→・・・→米国株売却→ドル→円
の一連のループの中では、株の売買による税金は当然掛かりますが、
為替差益には最後のドル→円しか掛かりません
(実際には株の売買時にレートを日本円で計算するので掛かっているとも言えるのですけど)
最後の米国株売却→ドル→円を速やかに行えば、ほぼ無視できますね
(2018/7/3 税務署に電話して確認。なお、電話口の人だけではなく、周囲に相談もして貰いました)
ただ、外貨建てMMFであれば、小まめに買いなおせば余程急速な円安が来ない限り、税金をそこまで気にする必要はなさそうです(売りと買いで為替レートが異なるため)
参考リンク
たぱぞうの米国株投資様米国株売買時、ドル転、円転時の税金の考え方について記載されています
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