(みんなが欲しかった)FPの教科書 3級を読みました
結論から言うと私にとってはほぼ読んだ意味は無かったです
結論から言うと私にとってはほぼ読んだ意味は無かったです
体系立ててある程度の知識を得られると思いきや、3級では用語レベルの知識しか得られません
投資で言えば、インデックスファンドにはパッシブファンドとアクティブファンドがあります、程度のことしか書いてありません
じゃあどちらを選ぼうか?それとも個別株か?という実践的な話は皆無です
強いて言えば相続(実家にどのくらい資産あるか知らんけど)や退職金に掛る税金の大まかな仕組みや、必要な保険に漏れが無いか確認したり、確定申告周りの知識を再確認したり、程度の役には立ちました
まあ、この本を買って得るほどの知識ではないですね
ライフイベントと必要資金の見積について
大きな人生の出費として、教育、住宅、老後資金が挙げられていました
今のところ教育と住宅の費用が相当抑えられているのは資産運用の面では大きいです
不便な点はありますが、寮や社宅に住めるかというのは、費用という面からすると非常に大きな違いになります
就職先を選ぶ際は、この点は重視しておいた方が良いかと考えます
ちなみに私は車も所持していないので、更に必要な資金は小さくなっています
車は多分4番目に必要な金額が大きそうですが、5番目って何なんでしょうかね。食費?
さて、本書にはライフイベントを考えてキャッシュフロー表を作ろうという試みが記載されています
ググっても一杯結果が出てくるので一般的な考えだとは思いますが、私は資産運用の年利〇%の試算並みに懐疑的、少なくとも細かい数字を追いかけるのは無意味だと考えます
なぜならリスクや突発的な出来事に大きく左右されるからです
資産運用も正規分布を仮定した理論がさも絶対の法則のように扱われることがありますが、正規分布に沿わない暴落や暴騰が存在することはことは明らかです
リーマンショックのような事象を除いて計算した値にそこまでの意味はあるでしょうか
同様にライフイベントなら結婚するかどうかなんて事前にわかりませんし、
失業、大病、大怪我などの有無は少々の年収・預金差など意味をなさないレベルで影響します
勿論、ある程度ザックリとした目安にはなると思います
特に実現可能性の有無、特に「明らかにできないことを炙り出す」のには有用かもしれません
例えば子供2人を私立大学に入れるのは絶対無理だな、とか、この車購入したら生活が厳しいな、とかです
それ以上の試算を細かい前提(年収の上がり幅とか)をこねくり回して試算するのは時間の無駄だと考えます
相続
私の例では母+子供3人で3000万円+600万円*4人まで非課税になります
ただ、その次の相続時は子供3人なので、3000万円+600万円*3人となり、ここが一つの目安かなと考えます
家はあるけど、現金とかが幾らあるかは不明なので考えるだけ無駄かもしれませんが
理想は真ん中の弟(正確にはその嫁)が両親の面倒を見てその代わりに家を継いで、一番下に多少なりとも現金が渡るシナリオですね
親父の稼ぎはそれなりに良かったと思うのですが、子供3人が大学院まで行った上、
株&土地で負け(しかも複数回)、未公開株&出資金詐欺にも引っかかったので、どのくらい残ってるのかなあという感じ
一応は親の年金は厚生年金+企業年金でそれなりに良いはずなので、現金が尽きることはそうは無いと思いますが
今度確認しておかないとなあ
らくからちゃ様サイトによると、夫婦(リーマン+専業主婦)で大体30万位は厚生+国民で貰えるようです
厚生年金は平均よりは貰っているだろうこと、企業年金もあることを考えれば+α
・・・
仕送り止めるかな(笑)
退職金
定年まで働くと勤続年数が40年超えるので、800+70×(40-20)=2200万円まで非課税
今のところ余裕ですが、非課税枠は減るか、最悪無くなる可能性があるので油断はできませんね
インフレして退職金の額が増えれば、数字上減らなくても実質的に非課税枠が減るのと同じですし
そもそも退職金が確実に貰えるかどうかわからんので、あまり期待しないでいます
保険
私としては個人賠償責任保険だけしか入っていません
火災、地震、自動車保険は入る価値があると思いますが今は不要なので・・・
保険は最悪の事態を回避するものだと思うので、自分が被害者の時の個人賠償責任保険が欲しいですね。保険料年間1万位で・・・
後は障害を負った時に保証してくれる所得補償保険でも可
しかし、探した範囲では検討に値するものはありませんでした
検討結果は→加入する保険の検討
リボ払い
手数料が掛るとは書いてあるけど、利子が膨らむから使わない方が良いという記載がありません
これだけで本書の信憑性がゼロになると言っても過言ではないと思います
所詮試験のための本というのが分かりますね
まとめ
試験を受ける人でないなら読む価値はないと断言します
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